楽天・岸 2カ月ぶりの復帰登板で7回1失点好投も「負けたら意味がない」

 「楽天1-4オリックス」(25日、楽天生命パーク宮城)

 楽天・岸孝之投手(34)が、約2カ月ぶりの復帰登板。先発して7回1失点の好投を見せた。

 「(状態は)良かったと思う」と話す通り、初回2死二塁の危機を招くが吉田正を三塁ゴロに打ち取り無失点での立ち上がり。二回以降も危なげのない投球で、スコアボードにゼロを並べた。

 1点リードの七回にロメロに同点ソロを被弾も上々の復帰戦となったが「負けたら意味がない」と悔しさをにじませた岸。それでも平石監督は「復帰戦としては十分。戻ってきてくれたのが一番です」とエースの復帰を喜んだ。

 岸は、開幕投手を務めた3月29日のロッテ戦(ZOZO)の五回途中に左太もも裏を痛めて降板。その後はリハビリを続け、2軍戦2試合の登板を経て、この日のマウンドにつなげていた。

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