巨人終盤の追い上げ及ばず 2位広島にゲーム差なしに迫られる
「中日5-4巨人」(19日、ナゴヤドーム)
巨人が逆転負けで中日戦のカード3連勝を逃し、2位広島にゲーム差なしに迫られた。
終盤の追い上げも一歩及ばなかった。2点を追う九回、5番手の鈴木博から代打大城が右翼へ1号ソロ。その後も1死一、三塁と好機を広げたが、最後は岡本が二ゴロ併殺に仕留められた。
先発の山口がピリッとしなかった。初回に2点の援護をもらったが、その裏に1失点。五回にはビシエドに2点適時打を運ばれ勝ち越しを許した。六回には代打堂上にも適時打を許し5回1/3、10安打、2四死球、4失点で降板し2敗目。4月23日に4勝目を挙げた以降、4戦連続勝ち星から見放されている。
打線はプロ初先発初登板での勝利から中6日で先発した中日・清水を攻略しきれず。初回に坂本が先制打、亀井も適時二塁打を放ち2点を先取したが、右腕から追加点を奪えず。5回を2失点でしのがれてプロ2勝目を献上した。