明大5季ぶりV王手!17年センバツ準V右腕の竹田がリーグ初本塁打となる満塁V弾

 「東京六大学野球、明大4-2慶大」(19日、神宮球場)

 明大が連勝で勝ち点を4とし、優勝へ王手をかけた。先発の竹田祐投手(2年・履正社)がリーグ戦初本塁打となる決勝の満塁弾。本業でも5回1失点で今季3勝目を挙げ、投打で貢献した。優勝争いは明大と慶大の2校に絞られ、第7週で明大が1勝でもすれば16年秋以来5季ぶりのリーグ制覇となる。

 一塁ベースを回ると拳を突き上げ、竹田は喜びを爆発させた。二回2死満塁で直球をフルスイングし、左翼席へ自らを援護する先制のグランドスラム。「打った瞬間はあまり覚えていない」と、興奮気味のままベンチの祝福を受けた。

 「ピッチャーも打てれば戦力」と、エースで今秋ドラフト上位候補の森下暢仁投手(4年・大分商)らとともに、打撃練習に力を入れている。この日、チーム安打は二回の3安打のみ。善波達也監督は「竹田が投げて打って。竹田で勝てた」と手放しで称えた。

 履正社時代の17年センバツでは、安田尚憲(現ロッテ)らとともにエースとして準優勝に輝いた。プロ注目の伊勢大夢投手(4年・九州学院)らと第2戦先発の座を争う中、「投げられたらチームの攻撃に勢いをつけられるように」と竹田。下級生右腕の存在感は増している。

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