ヤクルト村上がエラー挽回の同点弾 カツを入れた青木もベンチでほえた
「ヤクルト-広島」(29日、神宮球場)
ヤクルト・村上宗隆内野手が四回に同点の6号ソロを放った。
村上は1点リードの三回の三塁守備で、九里のゴロを後逸。同点に追いつかれるきっかけとなった。ベンチに戻ってからは失策後のボール処理の遅れなどを青木から厳しい表情で指摘された。
その中で1点を追う四回先頭で打席に入ると、九里が外角に投じた127キロの変化球を逆らわずに左翼席へ。エラーを挽回する6号ソロで試合を振り出しに戻した。「守りで迷惑を掛けてしまったので、なんとか挽回したいと思ってました…次のプレーに集中します」とコメントした。
この一発には村上に厳しく“指導”したばかりの青木も興奮。ベンチで思わず声を出す同点弾となった。