DeNA 泥沼の9連敗…ラミレス監督、不振・宮崎の打順降格を示唆

 「巨人5-4DeNA」(27日、東京ドーム)

 あと一本が出なかった。一打逆転のチャンスを作った最終回の攻撃。DeNA・ラミレス監督は「エキサイティングな展開になりましたが、あと一歩届かなかった」と悔しさを押し殺した。投打がまたしてもかみ合わず、2015年に12連敗して以来の9連敗となった。

 試合の主導権を握ることができない。二回、井納が先頭の岡本への死球から2死一、二塁のピンチを招き、山本に中前適時打を浴びた。連敗中は8試合中、7試合で先制点を許していたが、この日も同様だった。

 追う展開になってしまう苦しさについて、「それは間違いなくあると思いますね。実際、そうなっていますし」と言ったラミレス監督。「やり続けるしかないんでね。自信を取り戻して、やるしかない」と必死に前を向いた。

 得点力を欠く打線で、最も深刻な不振に陥っているのが宮崎だ。打率・183、2本塁打、4打点で、この日も3度の得点機で凡退。指揮官は「それはちょっと考えないといけない。チームにとって、彼にとって何がベストなのか」と、28日・巨人戦からの打順降格を示唆した。

 宮崎は「チームに迷惑をかけている。何とかしたいという思いはありますが…」と敗戦の責任を背負った。苦境を抜け出す光は、いまだ見えてこない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス