巨人、45年ぶりの快挙逃す 4戦連続完封勝利目前、九回に吉川光がソロ被弾
「ヤクルト2-7巨人」(24日、神宮球場)
巨人がチームにとって45年ぶりとなる快挙を逃した。
4試合連続完封勝利まであと1イニング。7点リードの九回、3番手の吉川光がマウンドに上がったが、先頭西浦に左翼席へ3号ソロを打たれ、記録が途絶えた。
この試合は先発のドラフト1位・高橋が5回無失点。2番手・野上も3回無失点と好投したが、不調の吉川光が打たれてしまった。ここまで上機嫌で戦況を見つめていた原監督も、思わず表情を曇らせた。
4試合連続完封勝利となれば球団タイ記録で、1974年8月20日・広島戦(広島)~24日・阪神戦(後楽園)以来、45年ぶりの記録だった。
この後、吉川光は二塁打と2四球で1死満塁としたところで降板。4番手・田原がこのピンチを1失点でしのぎ、5連勝となった。