ヤクルト打線沈黙…山口に白旗 青木は3三振「全部いいところに投げられた」

 「ヤクルト0-9巨人」(23日、神宮球場)

 手も足も出なかった。ヤクルト打線は山口の前に六回1死まで無安打。代打・上田の内野安打で、昨季CS第1Sで菅野にノーヒットノーランを喫した悪夢の再現は阻止したものの、今季2度目の完封負けだ。小川監督も相手右腕に「よかったですね。打てなかったんだから」と白旗を掲げた。

 12球団トップの113得点を挙げていた打線が沈黙した。青木は日本では09年4月19日の広島戦以来となる3三振。「全部いいところに投げられた。球威も制球もよかった。何とかしたかったけど…」と悔しがった。

 ここ5試合で1勝4敗。それでもまだ貯金3で、2位の座も変わらない。「何とか明日、取れるようにしたい」と青木。連勝での再奪首に目標を切り替える。

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