巨人が4連勝 小林が4安打3打点の大暴れ&山口が4勝目 チーム3戦連続完封

 9回、左越えソロを放ち、ナインに祝福される丸(左)=撮影・西岡正
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 「ヤクルト0-9巨人」(23日、神宮球場)

 巨人は投打がかみ合い、4連勝。2位・ヤクルトとの直接対決を制し、首位の座を守った。

 先発・山口が8回1安打無失点でリーグトップ4勝目。九回は宮国が無失点でしのぎ、チームは17年4月以来、2年ぶりの3戦連続完封勝利となった。打線は14安打で9得点を奪った。

 山口は緩急を駆使して、ヤクルト打線に的を絞らせなかった。この日、守護神クックが右肘の違和感で戦線離脱。リリーフ陣に不安を抱えるチームを救う快投劇となった。

 快挙の雰囲気すら漂い始めた六回1死、代打・上田がたたきつけた頭上のゴロをジャンプして捕球しようとしたが、タイミングが合わずにファンブル。記録は安打となった。だが、このピンチも切り抜けると、その後も危なげなく、テンポ良くアウトを積み重ねた。

 打線も効果的に得点を積み重ねた。一回にビヤヌエバの犠飛で先制。四回には亀井の適時二塁打で加点。八回には打撃好調、“恐怖の8番”小林が2点適時打を放った。

 九回はお祭り騒ぎ。丸がダメ押しの6号ソロ。さらに、増田がプロ初打席初安打初適時打。勢い止まらず、小林がこの試合2本目のタイムリー。一挙4点を追加した。

 小林は19日に阪神戦以来、自身2度目の4安打3打点の大暴れ。規定打席は未到達ながら、打率・415まで上昇した。

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