ロッテ・中村奨 試合前に10針の大けが…強行出場も三振
「ロッテ1-2日本ハム」(21日、ZOZOマリンスタジアム)
左目下の大きな絆創膏(ばんそうこう)が痛々しかったが、ロッテ・中村奨がキッパリと言った。
「自分の不注意だったので、気を引き締めろということだと思う」
試合前練習中。飛球を追いかけ、清水バッテリーコーチと激突。球場から習志野市内の病院に直行した。顔面挫創と診断されて左目下を10針縫った。
それでも病院から戻るとスタメンを志願。井口監督は八回1死から代打で起用したが、空振り三振に終わった。
「自分の中ではいけると思って準備していた」
連続試合フルイニング出場は「188」でピリオドを打ち、チームの連勝も4で止まった。「また一からだと思います」。23日の西武戦から再び「3番・二塁」のリーダーとして、新たなスタートを切る。