中日・阿部 勝ち越し2号2ラン チーム3連勝に導いた
「中日4-2ヤクルト」(19日、ナゴヤドーム)
会心の一打だった。好調が続く中日・阿部が四回に勝ち越しの2号2ランを放つなど2安打3打点の活躍で、チームを3連勝に導いた。先発出場した全7試合で安打を打つなど、打率4割の阿部は「タイミングがしっかり取れて強いスイングができている」と白い歯をのぞかせた。
5日のヤクルト戦で今季1号を記録した小川が相手だった。二回1死一、二塁では同点の左前適時打を打った。圧巻は四回。走者を一塁に置き、甘くなったカットボールを捉えて左中間席に打ち込んだ。与田監督は勝利につながった一打に「一発で流れが変わる非常にいい本塁打だった。チームに貢献できたと思う」と褒めた。
これでチームは2016年5月以来の貯金3。きょう20日のヤクルト戦に勝てば、同年5月10日以来のリーグ首位に立つ。まだまだシーズン序盤ながら昨年まで6年連続Bクラスに沈んできたチームに、待望の時が訪れる。