巨人・岡本マルチ適時打 20打席ぶり快音で復調気配

 「中日3-2巨人」(10日、ナゴヤドーム)

 4番の2打点を勝利に結びつけることができなかった。初対決となる中日の先発左腕・ロメロを攻略できずに逆転負け。原監督は「なかなかスコアリングポジションが遠かったね。2点で終わったというところだよね」とサバサバした口調で振り返った。

 敗戦の中で岡本の復調気配が光となった。初回に20打席ぶりの安打となる先制適時打を放ち、1-1の六回には一時は勝ち越しとなる適時二塁打。「今日は力が抜けて、なかなかいい感じでしたね」と評価した指揮官に、岡本は「負けてるんでなんとも言えないです。中軸を打っている人の責任もあると思う。次はしっかり勝てるように」と勝利に導く一打を期した。

 主砲こそ打点を挙げたが、最近5試合で11得点。この日は3度の併殺で好機を拡大できなかった。「そりゃ、つながれば、違った結果になったかもしれないしね」とした指揮官は「いい記憶として残しておいて、次につなげればいいでしょう」と助っ人左腕への次戦での雪辱を見据えた。

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