中日・ロメロ来日初登板初星 6回5K0封!デビュー戦で最高の投球
「中日3-2広島」(4日、ナゴヤドーム)
新外国人の中日・ロメロがデビュー戦で最高の投球を見せ、来日初登板で勝利を挙げた。昨季チーム最多の13勝を挙げ、阪神に移籍したガルシアの後釜として期待される速球派の左投手。自慢の直球と鋭い変化球で広島を翻弄(ほんろう)し、5三振を奪って6回3安打無失点だった。「集中して投げることができた。本当にうれしい」と試合後は与田監督と抱き合った。
28歳でドミニカ共和国出身。米大リーグでは主に中継ぎを務め、通算137試合に登板した。与田監督は先発として奮闘した新戦力を「初めてで緊張したと思うが、よく頑張ってくれた」とたたえた。
DeNAとの開幕カードは負け越したが、リーグ4連覇を狙う広島には2勝1敗で勝ち越した。ロメロは先発陣の軸の一人として、6年連続Bクラスに沈むチームの起爆剤になる。