ヤクルト・村上、待望の今季1号も喜びなし「エラーとかで迷惑かけた」
「ヤクルト5-10DeNA」(4日、神宮球場)
うれしさを悔しさが上回った。開幕6試合目で飛び出した待望の今季1号2ラン。一時は同点弾となったアーチが空砲に変わり、ヤクルト・村上は「打てたのはうれしいけど、今日もエラーとかで迷惑をかけた」と反省を口にした。
2点を追う二回無死二塁で、ルーキー・大貫の外角直球を左翼席へ。持ち味である逆方向への一発でポテンシャルを見せつけた。ただ、以降は3打席連続三振、四回の守りでは悪送球も。チームも敗れては喜べるはずがない。
開幕スタメンをつかんだものの、まだ打率は1割ちょうど。「何とか一本と思っていた。(打撃は)悪い方にはいっていないのかな。勝ちに貢献できるようにしないと」。ほろ苦い経験も、必ず成長の糧に変える。