21世紀枠・富岡西惜敗 小川監督「間違いなく夏につながる」アルプス赤く燃えた

東邦に敗れ、悔しそうな表情を見せる富岡西ナイン=甲子園(撮影・中田匡峻)
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 「選抜高校野球・1回戦、東邦3-1富岡西」(26日、甲子園球場)

 21世紀枠で初出場した富岡西(徳島)はもう少しのところで金星を逃した。

 エースの浮橋幸太投手(3年)が大会No.1の強打戦を相手に好投すると打線も奮起。四回の満塁機は逃したが、六回2死一、三塁で7番・木頼和内野手(3年)が外角低めの厳しいボールに食らいつき、一塁線を破る同点二塁打を放った。

 惜しむらくは、その後の満塁機にもう1本出ていれば。しかし、東海チャンピオンを相手に堂々とした戦いぶり。小川浩監督(58)も「バッテリーがよく踏ん張ってくれた。間違いなく夏につながる手応えをつかみました。選手を褒めてあげたい。ノーサインでエンドランをやったり、変幻自在といったら言い過ぎですが」と表情を緩めた。

 一塁側アルプスの応援も統率が取れ、印象的。赤のスクールカラーに合わせ、時折流れてくるTHE BLUE HEARTSの「情熱の薔薇」に乗せられ、真っ赤に燃え上がった。夏も甲子園で見たい。そう思わせるチームだった。

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