サヨナラ負けの呉 中村監督「粘れたのは夏につながる」
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「選抜高校野球・1回戦、市和歌山3-2呉」(23日、甲子園球場)
あわやノーヒットノーランの窮地を救ったのは呉の7番・池田駿内野手(3年)だった。七回2死二塁から右前へ適時打となるクリーンヒットを放った。
初出場だった89回大会でも開幕戦に登場し、九回に追いつき延長12回の激闘を制したが、今回はその再現はならず。中村信彦監督(64)は「けが人が多く、守備でもミスが出た。70点ぐらいの試合。チクハグななかでも粘れたのは夏につながる」と選手をねぎらった。