延長サヨナラの市和歌山 殊勲打の片上「練習試合でヒット出てなかった」
2枚
「選抜高校野球・1回戦、市和歌山3-2呉」(23日、甲子園球場)
市立校対決となった開幕戦はいきなり延長戦となり、市和歌山が延長11回にサヨナラ勝ちした。
2死二塁から殊勲の一打を放った8番・片上柊也外野手(3年)は「うれしいです。最近の練習試合でヒットが出ていなかったので、この調子でどんどんいきたい」と興奮気味。先発の左腕・岩本真之介投手(2年)は変化球がさえ、7回2死までノーヒットピッチング。最終的には2点を失ったものの、12回を投げ切った。半田真一監督(38)は「片上のところが代打は考えていなかった。昨秋の大会でも片上がサヨナラしたことがある。デジャヴのようでした」と振り返った。