ソフトバンク千賀、自己最速159キロも「くそボール。次はストライクで」
「オープン戦、ソフトバンク-広島」(22日、ヤフオクドーム)
開幕投手に内定している千賀滉大投手がオープン戦最後の登板も無失点で終えた。
初回、田中広と菊池涼を打ち取り、迎えた3番安部の2球目に自己最速を更新する159キロをマーク。4回を投げて3四球を与えたが、許した安打は鈴木の二塁打の1本のみで最終調整マウンドを終えた。
ただ、降板後の千賀は「全体的に思うような投球ではなかった」と不安顔。「ストレートはしっかり投げられるのが分かったので、スライダーやカット、ツーシーム、フォークを確認したかったが全部微妙だった。残り1週間でしっかり調整したい」と話した。また、159キロについては「そんなに腕を振っていない印象だった。ただ、(外角への)くそボール。だから何の感情もない。次はストライクゾーンに投げたい」と苦笑いだった。
千賀はオープン戦3試合に登板して14イニングを4安打無失点の成績。2年連続開幕投手として、29日の西武戦(ヤフオクドーム)に臨む。