3年ぶり27度目出場の高松商・エース香川 聖地マウンドに「幸せを感じた」

マウンドで投球練習する高松商・香川(撮影・北村雅宏)
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 「選抜高校野球」(23日開幕、甲子園球場)

 第91回選抜高校野球大会の甲子園練習が行われ、3年ぶり27度目出場の高松商(香川)が登場。最速141キロのエース左腕・香川卓摩投手(3年)は憧れのマウンドから約20球を投げ、「小さいころからの夢だった。幸せを感じた」と充実感を漂わせた。

 大会に向け、同校の練習グラウンドは“甲子園仕様”に生まれ変わっていた。甲子園球場の整備を手がける阪神園芸のスタッフ3人が1月下旬に来校。4日間かけて内野の黒土が入れ替えられ、日々の練習で土が削られて低くなっていたマウンドも、適正な高さや傾斜に作り変えられた。さらにトンボのかけ方など、“神整備”と呼ばれる技術も教わることができた。

 香川は「甲子園に近いマウンドを学校に作っていただいたので」と、初めて立った聖地のマウンドの感触に違和感は全くない様子。昨秋の明治神宮大会で4強入りしたチームは、59年ぶり3度目の春の頂点を狙う。「自分の力を発揮して、1つでも多く勝ちたい」と香川。高松商は大会第1日第2試合の初戦で春日部共栄(埼玉)と対戦する。

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