オリックス・山本由伸、圧巻の150キロ超え連発 69球中28球
「オープン戦、中日-オリックス」(20日、ナゴヤドーム)
オリックスの先発・山本由伸投手が中日相手に150キロ超えの剛球を連発。7回途中を4安打4奪三振、無失点とした。
初回先頭・京田の初球にいきなり152キロを記録。2球目の149キロで一ゴロに打ち取ると続く平田は152キロで投飛、大島も152キロで二ゴロとわずか7球で料理した。
二回はビシエドを151キロで三ゴロ、アルモンテは149キロで投ゴロ、高橋は143キロのフォークで空振り三振に斬った。ここまでわずか16球で150キロ超は8球。
三回は先頭の井領を152キロで左直、大野奨には139キロのスライダーを中前打、亀沢は150キロで右飛、京田を150キロで空振り三振。ここまで30球で150キロ超は14球。
四回は平田に148キロを右前にはじき返され、大島にも149キロを中前打された。ビシエドは150キロで遊ゴロに打ち取る。続くアルモンテも144キロのフォークで空振り三振とし2死とするが、高橋には四球で2死満塁に。ここで井領を152キロで遊邪飛に仕留めピンチを脱出。ここまで50球を投げ、150キロ超は19球。
五回は先頭・大野奨を追い込みながら149キロを中前打される。亀沢は141キロ二ゴロ、続く三ツ俣の初球に亀沢が二盗を試みるが若月の強肩で阻止。最後は三ツ俣を119キロのカーブで中飛に打ち取った。ここまで59球で150キロ超は20球。
六回は先頭平田を151キロで遊ゴロ、大島は145キロで三飛、ビシエドは146キロで遊ゴロ。ここまで69球で150キロ超は24球。
七回は先頭のアルモンテを136キロで右飛、高橋の3球目にはこの日最速の153キロを記録し、最後は内角への147キロで見逃し三振。
予定の球数まで投げたためここで交代。
結局6回2/3を4安打4三振の無失点。69球のうち150キロ超は28球だった。