DeNA桑原「1番・中堅」復活弾 春季C後に2軍降格も…指揮官高評価
「オープン戦、DeNA8-4阪神」(19日、横浜スタジアム)
復活ののろしを上げた。先頭で迎えた三回。DeNA・桑原将志外野手(25)がガルシアの141キロを鋭く振り抜いた。右翼席へ向かって飛んだ打球は、スライスがかかって最後は右翼ポールを直撃した。
春季キャンプ終了と同時に2軍降格。打撃フォームを見直し、15日に再昇格した。レギュラー獲りへの重圧がのしかかるが「競争は誰しも感じていること。試合に入ったら自分の役割を考えながらプレーするだけ」と力を込めた。
ラミレス監督は「打ったというだけでなく、相手投手がリーグ屈指のガルシアというところが非常に大きい」と評価。1番という打順について、照れくさそうな笑みで「打ちたいっすね」と桑原。「1番・中堅」の座は誰にも渡さない。