ヤクルト青木、パワーアップでOP戦1号!37歳の進化みせた

 「オープン戦、ヤクルト3-4広島」(19日、神宮球場)

 37歳の進化を感じさせる弾道だった。ヤクルト・青木宣親外野手(37)がオープン戦12試合目で1号となる同点2ラン。初回無死一塁から、広島・野村の高め直球を弾丸ライナーで右翼席に運び「いい感じで振れていた」と納得した。

 メジャーから復帰した昨年は、オープン戦ノーアーチ。10本塁打を放ったシーズンを終え、パワーアップを図った。今春キャンプでは新バットもテストしたが、オープン戦途中から昨季のモデルを再び使用。それでも、飛距離は伸び「強く振ることは心がけているので」という取り組みが結果に表れた。

 日本復帰2年目。「あとはちょっとしたところ」と順応への不安もない。かつて所属したマリナーズが同じ東京で開幕戦に臨む中、青木も力強さを増した歩みで開幕に向かう。

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