履正社が甲子園練習 元阪神・関本氏の長男もプレー「素直にうれしい」
23日開幕の第91回選抜高校野球大会の甲子園練習が18日にスタートし、元阪神の関本賢太郎氏の長男で履正社の関本勇輔捕手(2年)もベンチ入りメンバーとして、はつらつとした動きを見せた。
「(父は)この球場で19年間やって、自分もこの球場でプレーしたいと思ってましたし、練習という形ですけどプレーできて素直にうれしいです」
関本氏の引退セレモニーで甲子園に足を踏み入れた経験があったものの、この日のように、練習とは言え甲子園で野球をプレーしたのは初めてのこと。「少しずつですけど、お父さんに近づけたかなと思います」と笑顔を見せた。
チームには主将の野口海音捕手(3年)という絶対的な存在がいる。「僕はまだキャッチャーとして試合運びというのができないので。ピッチャーを支えるというのがまだまだ高校のレベルに達してないと思うので、そういうところもしっかりしていかないと」。準備を怠ることなく、練習に取り組んでいく。