履正社岡田監督「バットに当たるかな…」星稜エース奥川との対戦

 「選抜高校野球・抽選会」(15日、大阪・オーバルホール)

 2度の準優勝経験がある履正社(大阪)は今秋ドラフト上位候補の150キロ右腕・奥川恭伸投手(2年)を擁する星稜(石川)と第1日第3試合で対戦する。

 履正社・岡田龍生監督は星稜について「一番力があるチーム。バットに(ボールが)当たるかな。明治神宮大会の試合を見て、高校生じゃなかなか打てないと思った。対策はこれから考えたい。(優勝目指し)どこで当たるかと言う話。一つ一つクリアしていけるようにしたい」と話した。

 野口海音主将(2年)は「決まったからにはやらないといけない。ここから真剣にチームを作り上げたい。奥川君がいいのはみんな分かっている。どっちみち当たる相手なので、それが初戦になっただけ。履正社は優勝が1つもないので、目標。そこに向かって頑張りたい」と表情を引き締めた。

 チームは昨秋11本塁打、チーム打率・309と強打が伝統。エース・清水大成投手(2年)も左腕で最速145キロの好投手だ。2014、17年と2度の準優勝を経験しており、今大会も実力校のひとつに挙げられている。

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