DeNAアピール止まらぬ佐野&楠本 開幕スタメンも視界に

 DeNA・佐野恵太内野手(24)と楠本泰史外野手(23)が10日、開幕スタメン獲得に向けてアピールの継続を誓った。好調をキープし、29日の横浜スタジアムで躍動する。

 可能性はある。ここまでの実戦で19打数10安打、打率・526の成績を残す佐野は「毎日打ってアピールします」と力を込めた。22打数9安打、打率・409の楠本も「いつ下にいってもおかしくない立場。アピールを続けないと」と、意気込みを示した。

 中堅の最有力候補だった桑原は現在、不振で2軍調整中。16日からの1軍昇格を予定している梶谷もまだオープン戦の出場はない。筒香以外の外野手でここまで全試合スタメン出場しているのは神里のみという状況だ。左翼・筒香、中堅・神里と仮定しても右翼のポジションは空きが出ている。ソトが右翼に回るというオプションも存在するが、実戦で結果を残している2人にもチャンスは十分にある。

 ラミレス監督は「今のみんながみんな調子いい状況が続くと、ベストメンバーで臨むのは残り2試合からになると思います」と見通しを口にした。23日からの西武戦(メットライフ)は開幕オーダーで戦うため、それまでの残り8試合が最後のアピールチャンスとなりそうだ。

 「なかなか全員が調子いいとベストメンバーを作るのが非常に難しいですし、特に若手が活躍しているので、その辺を見極めながら」と頭を悩ませる指揮官。この日の広島戦(下関)は雨で中止となり、佐野と楠本は屋内で汗を流した。確かな打撃センスが光る将来の主軸候補が存在感を放っていく。

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