オリックス・ディクソン開幕絶望…右肩甲下筋筋損傷で
「オープン戦、オリックス3-10巨人」(9日、京セラドーム大阪)
オリックスのブランドン・ディクソン投手(34)が9日、巨人とのオープン戦(京セラドーム)に先発したが、二回を投げ終えたところで右肩の違和感を訴えて降板。大阪市内の病院でMRI検査の結果、右肩甲下筋筋損傷と診断された。10日からは2軍に合流となり、開幕ローテ入りは絶望的となった。
2回5安打4失点と崩れたディクソンは「痛み?分からない。そんなに悪くないと思っている」と話したものの、当面はノースロー調整を余儀なくされることになった。
西村監督は「いるものでやっていくしかない」と沈痛な面持ちで話した。順調なら、開幕2戦目となる30日・日本ハム戦の先発が予定されていた助っ人。同戦は相手先発が金子ということもあり、指揮官は以前から「絶対に勝たなければならない試合」と強い意気込みを示していた。それだけに離脱は痛い。
現状では山岡の開幕投手と、4月2日から始まるソフトバンク3連戦でのアルバース、山本の先発が決定済み。残りを榊原、松葉、東明らが中心となって争うことになる。