西武・内海 長野斬り!上々の新天地デビュー 開幕投手で緊張も好投

 「オープン戦、西武1-6広島」(2日、みどりの森県営球場)

 新天地で上々のデビューを飾った。西武・内海が巨人から移籍後初実戦で3回を1安打無失点と好投した。オープン戦の“開幕投手”を任されたサウスポーは力を見せつけた33球に「いろんな不安があって緊張したが、結果としては良かった」と胸をなで下ろした。

 持ち前の制球力と巧みな投球術を駆使し、一回はわずか6球、3人で片付けた。二回2死、昨季まで同僚だった長野との対決が実現。カウント1-1からこの日最速の139キロでファウルを打たせて追い込み、最後はスライダーで力ない三ゴロに仕留めると「打ち取ったった、って感じで」と笑顔で長野を指さした。

 ともにFAの人的補償で移籍した。キャンプ中、激励に訪れてくれた戦友を打席に迎え、力が入ったといい「真剣勝負をして、たまたま打ち取ったけど、あの時間はうれしかった」と実感を込めた。

 開幕ローテ入りについて辻監督は「こちらは最初から予定していますから」と認めた。それでも内海は「まだまだ勝負は続いているので頑張る」と気を緩めることはなかった。

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