巨人・マシソン感染症 開幕絶望的「去年に比べ弱っている」

 体調不良のためチーム合流が遅れていた巨人のスコット・マシソン投手(35)が1日、来日した。「エーリキア症」と呼ばれる感染症を罹患(りかん)していたことを明かした右腕。「去年の今頃に比べると弱っている」と開幕は絶望的だが「最短で戻れるための準備をしたい」と早期復帰へ意気込んだ。

 昨年11月に体調の異変を自覚。40度近い高熱が続き、肝機能も低下したが原因が特定できず、医師からはがんの可能性も指摘されたという。同12月下旬に検査のため首のリンパ節の切除手術を受け、病名が判明した。体重は一時、約10キロ近く減少。「だいぶ取り戻すことはできた」としつつも「筋力という意味では、もう少しやらないといけない」と、まずはコンディションを整えることに着手する。

 1月中旬にトレーニングを再開し、現在は遠投ができるまでに回復しているという。昨年8月に手術した左膝については「良くなっている」と問題がないことを強調した。今季が来日8年目の助っ人は「6月までに復帰できなければ、自分に失望する」と前を見据えた。

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