日本高野連 今春から球数制限導入の新潟県高野連に再考申し入れ

 日本高野連は20日、大阪市内で理事会を開催し、今春の県大会から球数制限の導入を目指していた新潟県高野連に対して、再考を申し入れることを決めた。

 新潟県高野連は今春の県大会で投球数を1人100球までとする球数制限の導入を明らかにしていた。

 この日の理事会では球数制限の趣旨や方向性への賛意の意見はあったとしたが、部員数が20名以下の加盟校が全体の約4分の1を占めること、勝敗に影響を及ぼす規則については全国で足並みをそろえるべきなどの意見が出され、県大会からの導入への再考を申し入れることになったという。

 ただ、将来的な観点から「投手の障害予防に関する有識者会議」を4月に発足させることを決め、新潟県高野連にも会議への参画を依頼することとなった。

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