ヤクルト・ドラ1清水 フリー打撃登板でプロの打力を痛感「やっぱりすごい」
「ヤクルト春季キャンプ」(18日、浦添)
ドラフト1位の清水昇投手(国学院大)が、フリー打撃に初登板した。
打者2人に38球を投じ、安打性は7本。広岡に2連発を含む3本の柵越えを浴びるなどし「やっぱりすごいなと思った。直球に振り負けない力を持っている」とプロの打力を肌で痛感した。一方で、柵越えされた直後に「集中力が増していった」と直球で詰まらせる場面もあった。
第1クールに体調不良でダウン。そこから回復して、ようやくフリー打撃登板にこぎつけた。「久しぶりに打者に投げて、楽しかった部分があった」という右腕に、田畑投手コーチも「打たれた後にちょっと力を入れたり。ニコッと笑ってたよ。気持ち的にはいいものを持っている」と評価。21日のDeNAとの練習試合(浦添)で、実戦デビューする予定だ。