ヤクルト・バレンティン“今季1号”新打法効果だ「取り組んでいることができた」

 「練習試合、ヤクルト7-2中日」(17日、ANA BALLPARK浦添)

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(34)が17日、中日との練習試合で2019年の初アーチを放った。初回2死一塁から、福谷の145キロに反応。完璧に捉えた豪快な先制2ランが、中堅左に飛び込んだ。

 「手応えはよかった。公式戦もこんな感じで打ちたいね」。初実戦となった16日のDeNA戦でも左翼線への二塁打。順調な調整ぶりに笑みが浮かんだ。

 さらなる高みを目指し、新打法に挑戦中だ。オフに過去の映像を分析。好調時は軸足により体重が乗っていることを確認した。「マイナーチェンジをしている。その方がボールが飛ぶんだ。今日は1打席目で取り組んでいることができたね」と成果を口にする。

 15日には小川監督に焼き肉をごちそうになった。腹一杯まで満喫したかと思いきや「ノー、ダイエットネ」と意識は高い。指揮官も「練習試合でも集中力がある。意欲となって出ているのかな」と目を見張る充実。「いい方向に向かっている」という主砲の言葉が確かなら、チームの先行きも明るい。

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