巨人クビのDeNA中井 いきなり弾! 初の対外試合でガツン さあ古巣戦出場
「練習試合、DeNA5-3ヤクルト」(16日、ANA BALLPARK浦添)
巨人を戦力外となり、DeNAに新加入した中井大介内野手(29)が16日、ヤクルトとの初の対外試合に「5番・三塁」で先発出場。第1打席でいきなり本塁打を放ち、存在感を見せつけた。
二回、ヤクルト・高梨の141キロのストレートを捉え、左翼ポール際へ運んだ。「1打席目で結果が残せてよかった」。初実戦となった11日・紅白戦の適時二塁打に続くアピールに顔をほころばせた。
第2打席以降、快音が聞かれなかったことに「反省もたくさんある」としながら、「結果を出していくしか居場所はない」と決意を見せる。ラミレス監督も「ユーティリティープレーヤーとして価値の高い選手。活躍し続ければ当然、出場の時間は長くなる」と改めて評価した。
17日に行われる古巣・巨人との練習試合(那覇)も「5番・三塁」でスタメン出場予定。「公式戦ではないので特に意識はしないですが、打席に立ったときにどうなるか。“横浜で頑張っているな”と思ってもらえるようなプレーをしたい」。古巣への恩返しで、開幕1軍をつかみ取る。