中日・与田監督、松坂の投球再開に否定的 炎症は「1週間や10日で引かない」
「中日春季キャンプ」(15日、北谷)
中日の与田剛監督(53)は15日、右肩に炎症が見つかったため1軍沖縄キャンプを離れている松坂大輔投手(38)について「僕の経験で言っても、(炎症は)1週間や10日で引くものではない」と説明。今キャンプ中のキャッチボール再開に否定的な見解を示した。
関係者も「帰ってすぐ投げることはない」と話し、開幕1軍はほぼ絶望的となっている。松坂はファンに右腕を引っ張られたことから右肩の炎症が発覚し、沖縄県内の病院を受診。セカンドオピニオンを求めるため、13日に沖縄から都内に移動し、診察や治療を受けていた。
16日にも沖縄に戻る予定となっており、春季キャンプからの離脱も含めて話し合うとみられる。西山球団代表は「早くスローができる形になってほしい。1番いい方法を採りたい」と話した。