巨人沢村 シート打撃で完全復活の兆し 原監督「非常によく映りました」

シート打撃登板後、阿部(左)と言葉を交わす沢村(撮影・西岡正)
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 「巨人春季キャンプ」(15日、那覇)

 沢村拓一投手が、カウント2-2から行われたシート打撃に登板。打者18人を相手に、2安打9奪三振2四球と好投した。

 スライダーとフォークは切れ、制球ともに上々。中大の先輩阿部と4年ぶりにバッテリーを組み、守護神奪回をアピールした。沢村自身は「実戦も今日1回しかやっていないんで、ちょっと分からない」と慎重に振り返ったが、原監督は「非常によく映りました。まあまあ、いい階段を上っている」と評価した。

 守護神の最有力候補は新外国人のライアン・クックだが、対抗の沢村も状態は上向き。故障明けのシーズンだった昨季は49登板で防御率4・64だったが、今季こそ完全復活を目指す。

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