中日・藤嶋が右手手術へ 血行障害の疑い 開幕は絶望的
右手血行障害の疑いで、沖縄入りを見合わせていた中日の藤嶋健人投手(20)が8日にも愛知県内の病院で手術を受けることになった。術後はおよそ2週間入院する予定で、開幕は絶望的となった。
藤嶋は右手5本の指に血行障害のような症状がある。手術はカテーテルを使い、血栓があると思われる血管を広げるための風船(バルーン)を入れるものになるもよう。メスを入れるわけではなく、順調に回復すれば、シーズン前半にもマウンドに立つことができる見込みだ。
2年目の昨季は19試合に登板して3勝1敗、防御率3・66の成績を残した。今季はローテ入りが期待され、オフの精力的なトレーニングで肉体的にも投球面でも進化を遂げていた。今は一刻も早い復帰が待たれる。