日本ハム清宮 レギュラー奪取&全戦出場だ
日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が28日、成田空港から1次キャンプ地の米アリゾナに出発した。プロ2年目はレギュラーを奪取し、全試合に出場することが目標。右手首痛で万全の状態ではないが、徐々にギアを上げて143試合を戦い抜く下地を作る。
「やれることをやれば結果はついてくる」
持参するグラブはファーストミットに内外野用の3つ。一塁には主将の中田が君臨し、外野には王柏融が新たに加入した。激しい生存競争に身を投じることになるが、清宮は「自分のやることに集中したい」と泰然自若。ライバルへの意識は胸の奥にしまい込んだ。
右手首痛からリハビリを進めてきた打撃練習は「調子に乗らないように」と慎重に状態を見極めながら、強度を上げていく。この日は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で汗を流した後、スーツに着替えて1軍本隊に合流した。「引き締まった思いが強い」。並々ならぬ決意を胸に海を渡った。