高知商、高野連が処分へ チア応援お返しにユニホームでゲスト出演で…

 高知商野球部員が同校ダンス同好会主催の有料の発表会にユニホーム姿で出演したことが日本学生野球憲章に抵触する可能性があることが18日までに分かった。日本高野連が16日に大阪市内で開かれた審議委員会で野球部長の謹慎処分が相当と日本学生野球協会審査室に上申していた。

 高知商によるとチアガールとして応援してくれたお返しに、昨夏に引退した3年生部員約10人がユニホーム姿でゲスト出演したもので、日本高野連の竹中雅彦事務局長は「野球部長がダンス同好会の顧問を兼ねており、責任者だ」と話し、また「発表会への参加は問題ないが、有料だったことが、日本学生野球憲章が禁じる野球部員の商業的利用に当たる」と指摘。

 高知商は「認識不足で軽率な行動だった」としている。なお同校が候補となっている今春の選抜高校野球大会の出場校選考に影響はないとしている。

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