ヤクルト、ドラ2中山、初フリー58振で12発 桁違いの長打力で開幕1軍つかむ
ヤクルトのドラフト2位・中山翔太外野手(22)=法大=が18日、戸田球場での新人合同自主トレで初めて屋外フリー打撃を行い、58スイングで12本の柵越えを放った。東京六大学リーグ通算11本塁打の大砲が、自慢のパワーを披露した。
弾丸ライナーがあれば、差し込まれたようなフライがそのままオーバーフェンスする場面も。打ち損じも目立ち「捉えきれていないのも多かった。もっと自分のイメージ通りの打球を打っていきたい」と振り返ったが、他の新人野手4人とは明らかに弾道が違った。
橿渕スカウトグループデスクは「だから取ったんです」とニヤリ。「直すところはあるけど、まだまだ秘めているものがある。(17年度ドラフト1位の)村上と競い合っていくのでは」と期待を寄せた。
大学2年の冬から愛用するバットは、エンゼルスのプホルスモデルで「それぐらいになれるように頑張りたい」と笑った中山。桁違いの長打力を武器に、開幕1軍を狙う。