楽天・青山が自主トレ公開 昨季復活「どこでも投げる」目標は60試合登板
楽天・青山浩二投手(35)が17日、沖縄・北谷市で戸村健次投手(31)、近藤弘樹投手(23)らとともに自主トレを公開した。
あいにくの悪天候の中、この日は室内練習場でランニングメニューを中心に汗を流し「チームが開幕からスタートダッシュできるように、僕自身も開幕メンバーに入れるように頑張りたい」と意気込みを示した。
昨季は開幕から約1カ月を2軍で過ごしたが、昇格後は中継ぎとして成績を残し、シーズン途中からはセットアッパーを務めた。故障などで不振のシーズンが続いたが、52試合登板で4勝1敗、防御率1・85とかつての守護神が復活を遂げたシーズンとなった。
今季の目標を「60試合は投げたい」と4年ぶりの60試合登板を掲げた青山。平石監督は抑えを含めて競争の意向を示すが「平石さんが2軍監督の時から『どこでも投げるというスタンスだとありがたい』と言われていた。どこでも投げるつもりでいきます」と、頼れるベテランがチームの勝利に貢献していく覚悟を示した。