ロッテ・涌井、現状維持年俸2億円で契約を更改 背番号は「18」に変更

 ロッテ・涌井秀章投手(32)が17日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2億円の現状維持で更改した。

 会見を終えて立ち上がった涌井がさりげなく言った。

 「(背番号が)16から18に変わる」

 座り直すと、「一番は松坂さんが18をつけたからです」と説明した。

 尊敬する横浜高の先輩、中日・松坂大輔投手の背番号「99」が今季からエースナンバー「18」に変更される。

 「自分もつけたいと思った。18はチームのエース。背負うことでもっともっとそういう存在になりたいと思った」。昨年12月、松本本部長に打診して、山室社長、井口監督も交えて話し合い、このほど了承された。

 18年シーズンは22試合に登板し7勝9敗、防御率3・70だった。

 今季、狙うのは5年連続10度目の開幕投手だ。「競争になると思う。後輩に経験してもらいたい気持ちがあるが、自分が投げたい気持ちが強い」

 昨季、スタートは悪くなかったが、途中から投球フォームを乱して、2軍での調整を余儀なくされた。「ここ2、3年、自分の成績がよくないのでもう一度…」。視線の先には優勝がある。

 長距離ランニングで肉体と気持ちのリフレッシュを図っている。しかも普段は通らない道を走る。さまざまな発見がうれしい。

 今季はロッテ在籍6年目になる。「過去5年間のことをしっかり見てもらった」。再びチームの軸として涌井が右腕を振る。(金額は推定)

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