巨人の高卒２年目、湯浅大内野手（１８）が１２日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行い、陽岱鋼の打撃のアドバイスで打力アップへの手応えを明かした。

　室内練習場で陽の投じるボールを打ち込んだ後、タイミングの取り方などを質問。陽は「僕の（打撃）が絶対ではない。僕も聞いて勉強になるんで交流を持っただけ」と言うものの、湯浅は１軍で活躍する陽の打撃に興味津々だ。「自分の中で、ボールを長く見る意識をしたりしているので聞いてみようかなと思った。聞けてよかった」と、納得の表情で話した。

　５０メートル６秒０の快足が持ち味で足には自信がある。「１年間やって、もっと（練習を）やらないといけないことが分かった。スピードを見せられるようにやっていきたい」と、さらなるレベルアップをと意気込んだ。