楽天・平石監督“カメレオン野球”実践へ 柔軟な対応力を磨く方針
楽天・平石洋介監督(38)が24日、“カメレオン野球”の実践を掲げた。松坂世代初のプロ野球監督に就任した指揮官は、あえて自らの目指す野球を明確に打ち出さず、状況に応じた戦い方、柔軟な対応力を磨いていく方針だ。
「打ち勝つ野球とか、守る野球とか、どういう野球をするというのは決めない。足も使うことには使うけど、機動力野球で盗塁何個ということも特に決めずにいこうと思う。いろんなことに対応できることが大事」との方針を明かした。決まったイメージは作らない。相手に対して固定観念を与えないことで、幻惑することもできる。
2月1日からの久米島キャンプでは、初日から実戦モードを敷く。若さあふれるタクトで、チームに新たな風を吹かせる。