高梨が入団会見 毎日ヤクルト飲んで来季は2桁勝利

 日本ハムからヤクルトにトレードで移籍した高梨裕稔投手(27)、太田賢吾内野手(21)が18日、東京都内の球団事務所で入団会見に臨んだ。高梨は11日の移籍決定後から毎日ヤクルトを飲み始めたことを明かして愛社精神をアピールし、10勝以上の目標を掲げた。

 この日の朝も1本飲んで会見に向かい、会見後もカメラマンの求めに応じてもう1本。「まずは会社に貢献しようと思った。早くチームの一員になろうと。おなかの調子はいいです」と笑った。

 16年には10勝を挙げ、新人王に輝いた右腕。新たな背番号14は、神宮での全国大会出場を目指した山梨学院大時代に初めてもらった番号だった。「この番号で、神宮で投げるとは思っていなかった。縁を感じる」と感慨をにじませた。

 小川監督にも先発ローテでの活躍を期待される。「今までで一番のボールを投げて、2桁以上勝てるようにしたい」と力強く宣言した高梨。ヤクルト製品で“絶好腸”を維持し、新天地でフル回転する。

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