元Gドラ1の高校教師 プロアマ研修会で講義「野球だけ、は考えられない」

 プロ野球経験者が大学、高校の指導者になるための学生野球資格回復のプロ側研修会が14日、都内で行われた。

 アマ指導者として、95年の巨人ドラフト1位で現在は東海大静岡翔洋高校野球部の監督を務める原俊介氏が、講師役として登場。「指導者の役割」について約1時間、講義を行った。

 15年4月から保健体育の教員となり、野球部を指導。野球部の寮に住み込み、生徒とともに寝食をともにしている。原氏は「生徒がどのようなレベルに成長していくのか楽しみ。生徒ともに悩みを打開し、目標を達成したときには本当に心が震え、生徒とともに感動しています」とやりがいを語る一方、教育者の観点から「野球だけ、というのは考えられない。『元プロは教育者ではない』と見られますが、教育により目を向けてもらえると、いい未来が作られるのではないか」と呼びかけた。

 研修会には前DeNA・GMの高田繁氏、前巨人2軍監督の川相昌弘氏、元阪神エースの藪恵壹氏、中日や巨人でプレーした井端弘和氏、今季限りで現役を引退した前DeNAの田中浩康氏ら、136人が受講。原氏の講義以外でも「学生野球とプロ野球の関係~プロアマの歴史・経緯」、「新人獲得ルール内容」などについても説明が行われた。

 受講者はアマ側の研修(15、16日)も受けた後、資格を回復する。

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