巨人・坂本勇が5億円プレーヤーに「最大限の良い評価」 丸の加入は「刺激になる」
巨人・坂本勇人内野手(29)が11日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億5000万円アップの5億円でサイン。年俸変動制の複数年契約を結んだ坂本勇は「自分が思っていたより最大限の良い評価をしていただいた」と笑みを浮かべた。
今季は、自身のキャリアハイの打率・345をマーク。リーグV3を許し、チームが辛酸をなめてきた広島に対しても、打率・388を記録するなど、自慢の打棒でチームを支え続け、ベストナインにも輝いた。
28歳10カ月の榎本喜八(東京)、29歳4カ月の豊田泰光(国鉄)に次ぐ、土井正博(近鉄)と並び3番目の早さの29歳7カ月での1500試合出場を果たしたが、7月中旬に左脇腹肉離れで戦線離脱を経験のシーズンとなった。
坂本勇は「チームが3位という結果だったので悔しい。ケガがやっぱりあったんで、ケガをしないことを」。来季も原監督からキャプテンに任命され「3割3分以上は常に目標として打ちたい。ホームランも25本くらいは打ちたい。優勝しかない」と力を込めた。
また、広島のV3の立役者・丸の加入に対して「優勝するということに関して、来てくれたのは本当に心強い。刺激になる、数少ない年下の選手。2人で引っ張って、良い関係性でいれたら」と来季の戦いを見据えた。(金額は推定)