元プロ名古屋経済大高蔵・酒井弘樹監督の暴力 有期の謹慎処分相当として上申へ

 日本高野連は28日、大阪市内で定例の審議委員会を開き、元プロで監督の酒井弘樹教諭(47)が複数の部員に暴力をふるった名古屋経済大高蔵(愛知)は、監督が有期の謹慎処分が相当として、12月18日の日本学生野球協会審査室に上申することを決めた。

 酒井教諭は9日の練習後に1、2年の部員12人を殴ったり蹴ったりして、けがを負わせた。10日に部員の保護者から学校に連絡があり発覚。同校の調査の結果、酒井教諭は体罰を認めた。

 酒井教諭は93年に近鉄からドラフト1位指名を受けてプロ入り。98年には60試合に登板するなど活躍し、01年は阪神でプレーしている。

 部員の暴力で、来春センバツの21世紀枠候補を辞退した伊勢崎清明(群馬)は、上申されないことも決まった。

 また、部長の男性教諭が、部員に膝蹴りをするなど不適切な指導をした松山商も、12月18日の日本学生野球協会審査室に上申されていることが明らかになった。

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