「日米野球、ＭＬＢオールスター１－４侍ジャパン」（１５日、ナゴヤドーム）

　侍ジャパンの先発左腕・笠原祥太郎投手（中日）が、４回２／３を無失点の好投。お立ち台にも上がり、本拠地のファンから大歓声を浴びた。

　直球と武器のチェンジアップがキレキレで、メジャー打線に的を絞らせなかった。五回に無死一、二塁とするなど、幾度かのピンチを招くも、ここぞのチェンジアップで切り抜けた。

　ヒーローインタビューを受けた左腕は、「ピンチはつくったが粘ることができた。ナゴヤは本拠地。大きな声援が力になりました。チェンジアップとカーブで緩急を使いながら投げることができました」と額の汗をぬぐった。

　ＪＡＰＡＮのユニホームについては、「ユニホームに恥じぬようにしっかり投げました。０に抑えられて良かった。この経験を来シーズン以降、つなげていけたらと思います。どんどんいい結果を残してこのユニホームを着たい」と今後の侍入りも熱望していた。