オリックス・西村監督、初陣…期待外れ「もっとガムシャラにやってほしかった」
「練習試合、オリックス2-2韓国LG」(11日、高知市東部野球場)
オリックス・西村徳文監督(58)は11日、韓国LGとの練習試合終了後、収穫を問われて首をかしげた。
「もっとガムシャラにやってほしかった。いつも以上にアピールする姿をもっと見せてくれないと、来年の1軍キャンプ入りは厳しくなる」
新監督にとっての初陣だったが、異例のスタンド観戦。サインは選手に任せた。どんなプレーを見せてくれるか楽しみにしていたが期待外れだった。
初回は無死一、二塁の先制機に山足が1-1から打たされ三ゴロ併殺打。三回も1死一、二塁から3、4番が連続二飛。シーズン中と変わらぬ姿に怒りがこみ上げた。
「初回からたたみかける攻撃ができたはず。中途半端な打撃をして流れを渡してしまっている」
五回までわずか1安打。次々に交代する相手投手にも対応できなかった。
「せっかくここまでいい感じで来てるのに練習でやってることを出さないと」
口調は穏やかながら怒りがこもった。挽回できるのか、キャンプは17日まで続く。