関西国際大が初の4強入り 164センチ左腕武次が創価大から完投勝利

 創価大に完投勝利し祝福される関西国際大・武次春哉(右)
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 「明治神宮野球大会・大学の部2回戦、関西国際大4-2創価大」(11日、神宮球場)

 関西国際大(関西5連盟第2代表)が、創価大(関東5連盟第1代表)を破り、4度目の出場で初の4強入りを果たした。

 初回に2点を先制すると、身長164センチの小柄な左腕・武次春哉投手(2年・西脇工)が強力打線に強気な投球を見せた。「ストレートで押していこうと思っていた。今シーズンで3本に入るぐらいのいいストレートが投げられたと思う」。140キロ台前半の直球で内角を攻め、創価大の来秋ドラフト候補・杉山晃基投手(3年・盛岡大付)らと堂々の投げ合いを見せた。

 9回8安打2失点。無四球で9三振を奪って完投。侍ジャパン大学代表候補の強化合宿に選ばれた実力を見せつける投球だった。創価大・岸雅司監督が「フォアボールがないでしょ?それでちゃんと腕を振って、キレがあるボールを投げ込んで来る。いい投手。素晴らしい」と敵将をうならせる投球だった。

 準決勝は立正大と対戦する。「次も強い相手だけど、どんどん強気に攻めたい。神宮に来たからには日本一になる、と思っているので」と“小さなエース”は、負けん気の強さを見せ続けた。

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