環太平洋大が2年連続4強進出 法大を撃破 2年連続東京六大学から白星

 力投する環太平洋大・西山雅貴
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 「明治神宮野球大会・大学の部2回戦、環太平洋大4-2法大」(11日、神宮球場)

 環太平洋大(中国・四国3連盟代表)が法大(東京六大学野球連盟代表)を破り、2年連続の4強へ進出した。17年の2回戦で破った慶大に続いて、2年連続の東京六大学代表撃破となった。

 同点の三回に勝ち越しを許したが、1点を追う五回に打線が集中力を見せた。2死二塁で4番・志賀巧朗捕手(4年・文徳)が同点二塁打を放ち、5番・仲村来唯成内野手(1年・筑紫台)が決勝の適時三塁打を放った。

 4番手・仲尾元貴投手(1年・生光学園)が、5回4安打無失点の好投で勝利へ導いた。

 広島の前監督・野村謙二郎氏の弟、野村昭彦監督は「僕は東都出身(駒大)だし、太田誠(元駒大監督)さんから『六大学には負けるな』と言われてきました。選手にも言ってきたし、言わないと起きないので。選手は2年連続で六大学代表に勝てたことは、自信になったと思います」と興奮気味に勝利を振り返った。

 環太平洋大学は5度目の出場で、初の1大会2勝となった。初の決勝を目指し、準決勝は東日本国際大-近大の勝者と対戦する。

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