オリックス・ドラ1太田、背番号は引退・小谷野の「31」 未来の遊撃手へ期待

 オリックスのドラフト1位・太田椋内野手(17)=天理=の背番号が10日、引退した小谷野(現楽天打撃コーチ)が着けていた「31」になることが10日、分かった。

 未来の遊撃手へ、期待の高さがうかがえる。秋季キャンプで今クールに入って、正遊撃手の安達が二塁で守備練習を行っている。西村監督はこれについて「来季を考えたときにいろんなことを想定して準備をしておかないといけない。安達の二塁もそう。コンバートではなくね。その場合の遊撃手?太田もいるしね」とニヤリとした。

 現状、名手・安達を二塁にやってまで遊撃を守らせる選手はいない。だが、来季のシーズン中に金の卵である太田が1軍レベルに成長したならば、試す価値はある。そのための準備というわけだ。

 入団前にこうした準備を始めるのは異例。“坂本2世”ともいわれる大型遊撃手。背番号31とともに未来の主力への育成プランはもう始まっている。

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